事故か、事件か…つーか人が死んでるからね。遺族の態度はそうなるだろうし、なにもかも仕方がないと言えばそれまでやけど…赤松社長を見てるとほんと辛くなるね。
「責任転嫁をするつもりはありませんよ!」
「私だってこんなこと言いたくないんだけどね…ほら!新聞沙汰になったじゃない。」
「問題は…コンプライアンスです。」
「パパは…人殺しじゃないよね?」
大きな企業の横暴に悩まされる中小企業の社員として、観てて辛いシーンが多すぎる。明日は我が身じゃないですけど、実際に当事者となってしまったらと思うと、全て観終わって一番印象に強く残ったのは赤松社長の奥さんの毅然とした対応でしたね。
家庭にいながらにして、旦那のことだけでなく会社の社員たちにいたるまで無条件で信頼してなきゃ言えないセリフだよ。最後のシーンでイケメン2人でカッコつけてる場合じゃないんだよ。
深田恭子が一番カッコよかった映画だよ。