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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のFilmholicManのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

祖国の勝利を信じて、立ち上がった男

頑固で皮肉屋。
家族サービスもほどほどだった男が、タイミングが合い、首相になった。
数々の失策があったにも関わらず、
ナチスドイツが優勢の昨今でである。


ちょうど先日、ダンケルクを視聴したこともあり、ダイナモ作戦の背景などをある程度理解した上で視聴できたことはよかった。

気難しい仕事人間に見えるが愛妻の前では違った。

愛妻から終盤の演説前に悩む彼に対して、

その心の葛藤があなたを鍛えてきた
この時のためよ

欠点があるから強くなれる
迷いがあるから賢くなれる

と励ますシーンがお気に入り。

気を変えたのかとつっこまれると、

気も変えられない人間に国を変えられるか
とかわす余裕っぷり。

ゲイリーオールドマンが見事だった。

成功と失敗も終わりではない
肝心なのは続ける勇気だ

W.チャーチル
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