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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のbabygrandのレビュー・感想・評価

4.3
完全に自分好みの映画だった!

まず画面構成が凄く映画的で、劇場の大画面で観て正解。

自分は善人で皆んな愛されるヒーローが大活躍する映画よりは、
皆んな嫌われているかもしれんが、頑固たる意志で何かを成し遂げる人物が主人公の映画に高い確率で魅かれてしまう傾向がある…。
(もちろんこれは映画などに限定した話しで、実際にW.チャーチルみたいな上司の下で働くのは絶対嫌)

こういう歴史物には欠かせない熱い演説シーンはもちろん、目の前に写っているのはゲイリー・オールドマンであるはずだが、もうW.チャーチルにしか見えなかった!
あと秘書役のリリー・ジェームズも前作の「ベイビー・ドライバー」と「高慢と偏見とゾンビ」の時よりも、こっちの方が断然いい!


あとものすごい密度が高いイギリスの議会の構図も中々興味津々だったな。
あともうひとつ、地下作戦室でチャーチルがチェンバレン元首相とハリファックス伯爵だけ残るようと要求して他の幹部達を退室させるシーンは、かの有名な「総統のお怒り」シリーズを連想したw



レイトショー鑑賞の終電ギリギリだったので、スタッフロールが上がったら直ぐ席を立つつもりが、結局最後まで観てしまった・・・。
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