去年『ダンケルク』を観ていたので、内容的に繋がりを感じたのと(歴史は点が線になる瞬間が楽しい)、日本人メイクアップアーティストの辻さんが、あのゲイリーオールドマンをどんな風に変身させたのか気になっていった。
歴史ものは知識が足りなくて退屈な部分もあるんだけど、後半チャーチルが地下鉄で市民の声に耳を傾けるシーンに涙が出た。武器を言葉に、国を動かしたチャーチル。
ユーモアもあって、感情的で、奥さんが大好きで、とても人間らしくて魅力的だった。作中の奥さんのセリフが印象的。は「欠点があるから強くなれる。迷いがあるから賢くなれる」おすすめです。
ちなみに原題は「Darkest Hour」。断然、こちらの方がかっこいいけど、邦題でなければ興味もわかなかったということが、なんとなく歯がゆい。