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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のKのレビュー・感想・評価

3.7
第二次世界大戦、ドイツ軍のオランダ、ベルギー、フランス侵攻を受けて、イギリスも窮地に立たされる中で首相に就任した”嫌われ者”のチャーチルの、イギリスを勝利に導いたダンケルクの作戦決断までの27日間。

チャーチルは最も有名な政治家の1人であるが、劇中で描かれる、イギリスのDarkest Hourに、周りの政治家たちが反対する中、イギリスにとって、国民にとって最良の決断を下す、勇気と、信念と、困難に屈しない強さ、そして力強い演説に心動かされると同時に、国民の声に耳を傾ける姿はまさに政治家の鏡だと思いました。

そんな偉大な政治家でありながら、かなりマイペースで、時に口うるさい頑固なおっちゃんであり、時にお茶目な人柄も魅力的に描かれています。VictoryのVサインを掲げる姿もなんだか可愛い。
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