映画の味方あっつマン

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男の映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

3.9
第2次世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスが陥落寸前にまで追い込まれ、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が北フランスの港町ダンケルクの浜辺で窮地に陥る中、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手にヨーロッパ中の運命が委ねられることに——。

チャーチルとヒトラー、2人ともに弁が立ち、言葉によって、人を国を動かす力を持っていた。ヒトラーのナチス式敬礼に、チャーチルはVサインで対抗したと言われている。

日本ではアカデミー賞で、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘の事がとりだたされがちだが、内容もとても良かった。

言葉で、国が戦争に舵を切るシーンは、日本人としては少し恐さも感じられた。