夕暮れの代弁者

移動都市/モータル・エンジンの夕暮れの代弁者のレビュー・感想・評価

3.2
ロンドンに万里の長城が破壊されるのを食い止める映画。

映画冒頭は移動する都市や60分戦争、オールドテク等の魅力的な世界観とシュライクやアナ等の個性的なキャラクターと面白くなりそうな要素てんこ盛り。

しかし長編原作物にありがちな、詰め込み型のダイジェスト映画になっちゃっている感は否めない。

世界観も軽く説明が入るだけで全容は全く掴めないし、キャラクターの掘り下げも全くするつもりが無いので、折角の個性的なキャラに達に魅力を感じられ無い。

アナ・ファンの背景を知りたかったし、シュライクにはもっと暴れて欲しかった。

敵も小物臭ぷんぷんで、魅力的じゃ無いのが痛い。

原作は未読だが、少なくとも前後編でやるくらいじゃ無いと駄目な内容だった。

前編でアナに助けられる所までやって、後編で色々掘り下げるとかね。

でもまぁ、観てる途中退屈はしない。
夕暮れの代弁者

夕暮れの代弁者