このレビューはネタバレを含みます
分厚い!!
俳優さん一人ひとりの演技の厚みが凄い。
極道もの色々観たけど、なんでこれに手をつけてなかったのかと思った。
そこまで描写するんや!っていうくらい結構描いてる。
血の匂いがする。
役所広司さんはもちろん、松坂桃李さんの白からグレー、グレーで彷徨い、グレーから黒に変わりゆく様もいい。
竹野内豊さんがこの位置ってすごいキャストやなと思うし、誰が重要人物か、誰が死ぬかわからない緊張感は結果的に何もなくてもミスディレクションが緊張を保ってくれるので、俳優のクラスに展開が左右されないという点で好き。
気をつけていても、人で想像してしまうので。
ただキャラとしては、三次団体とは言えこんな若頭珍しい気もするけど。