このレビューはネタバレを含みます
怖すぎて涙でそう。かっこよすぎて涙でそう。 でもそれがヤクザ。それが極道。
警察なのにヤクザとズブズブの役所広司。
それになんとかついていく部下の松坂桃李。
クラブのいい女の相変わらず綺麗な真木よう子。
そして歳とっても死ぬほどかっこいい江口洋介。「凶悪」でもヤクザ役だったピエール瀧。
クズ男も似合うしぶーい竹野内豊。
玉取りだして食わすシーン怖すぎ。
「極道側に傾きすぎても、
警察側に傾きすぎても、
落っこちてしまうけえのう。」
警察とヤクザを行き来してバランスをとる事でカタギを守ってたガミさん。
松坂桃李今回も体張ったなあ。「娼年」で世間に知らしめたけど、やっぱ顔だけじゃない実力派。
目を逸らしたくなるシーンも多かったあったけど、見たいものを見せてくれた。
リアルな水死体をうつすことで製作者側の本気を感じた。
松坂桃李と役所広司の名演技に乾杯。
清々しいくらいグロかった。
「僕のワンダフルライフ」で泣けなかった私が孤狼の血で泣くとは。
終わり方が良すぎるんよ、観た人わかると思うけど終わったあと叫んだわ。