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孤狼の血のTamoのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.5
かっこよー。
今の若い子が見たら色んなもんがついていけない気もするけど、これが人間社会、清濁併せ持って生きて行く、ってことよね。
だれもが、360℃、365日清廉潔白であるわけもなく、持ちつ持たれつ、互いの利害のために利用されあってるのが人間社会なわけで。
こういうことを肯定するわけではないけど、清いことだけでは世の中生きていけない、でも、信念だけはブレちゃいけない、そういったもんを感じさせてくれます。
桃李くんが終盤に一皮剥けたのがカッコよかったっす。
役所広司やっぱすごいわ。VIVANTのややうそくさいのはテレビ仕様だってのがよくわかる。

たばこの自販機のLARK CABINはよくできてたし、看板もよくできてたけど、映り込んでるビルとか、エキストラの雰囲気とか、桃李くんふくめみんなの服のサイズ感とか、イマイチ昭和じゃないんだよなぁ、という点が残念でした。
最後のトイレの便器も昔のじゃないような。
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