【綱渡りと一緒じゃ! 落ちんように歩き続けるしかないんじゃ。わしはもう綱に乗ってしもうとる】
役所広司さんの演技が観たくて、苦手なヤクザ映画もなんのその。
久々に魅ました。 黒 役所広司!
昭和63年の広島が舞台。
仁義なき戦い(警察編)かと思いきや、意外とヒューマンドラマ。
【正義っちゃ、なんじゃ!法律が極道しばいてくれるんか! 捜査のためなら、わしゃ悪魔にでも魂売る!】
五子会の会長の首をとるシーンは、吉良邸への討ち入りを想わせる。
あまり書くとネタバレになるから、書けんけど、大上ノートを見て、心が変わる松坂君は、ユリゴコロで見たようなシーンだぞ。
江口洋介の若頭役は、はまり役。怖い!
竹野内豊の極道ぶりは、もう一つかな。
それにしても役所広司さん最高!
役者の中の役者! もう役者広司と名前変えちゃえ(笑)