このレビューはネタバレを含みます
ドス黒い様で底の底は真っ透明な東映産ヒロシマ風味のフィルムノワール。
豚の糞、〇〇チョンパ、ドンパチ、アレから真珠、屍蝋だの漂着だの死体遊戯、松坂桃李覚醒、決めに行った江口洋介の斎藤一っぷり、なるほど狐狼とはお前だったのかよ…と。脈々と受け継がれる狐狼の血なんだと。
決してエロには逃げず、グロも程よく、痛さは十分、そしてガミさんの人間味にホロリさせられる。この平成最終章に古き良き昭和ノスタルジーが身にしみる。
故あって原作を読み放ってそれっきりだったこの作品、映画にして大正解。
あとこの映画は、死体がリアル… 注意です…