このレビューはネタバレを含みます
汗臭い、血生臭い、土臭い、男臭い映画。
画面の向こうからブワッとそういった雰囲気が押し寄せてくるようでした。
やっぱりクレイジーな役所さんはかっこいいんです!!!「渇き。」の時もそうでしたけど、一癖ある役の、底知れない怪しさがピカイチですね。今回のはそれが「ヤクザと堅気のバランス感」にフィットしていたんだと思います。
松坂桃李さんは「日本のいちばん長い日」でのラストシーンでどハマりしたんで今回も期待してましたが、やっぱりすごかった。養豚場で血泡吐かせるまで殴っているときの顔!
でも何気に好きなのは音尾琢真の小物臭だったり。