このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭にて鑑賞。豚の糞を喰わせられながら殺されるのは嫌だなぁ。首と体をバラバラにされたり、溺れて膨らんで死ぬのも怖い。怖いことがこれ以上起きないように、かたぎが巻き込まれないように命をかけて綱渡りを続けるかっこよさ。
原作の面白さを存分にひきだす役所広司の圧倒的な演技力がこの映画の最大の魅力だと思う。
松坂桃李のかわいさもずるい。
ただ、一番の悪である警察内部の闇深さがあんまり怖くないような気がしたのが残念。もっと奥深い不気味さを期待したのに。
役所広司無しで続編は大丈夫だろうか。
・脚本 6／１０
・演技 6／１０
・演出 5／１０
・音楽 4／１０
総合点 21／４０
