このレビューはネタバレを含みます
自分とドンピシャの世代の話なので、気になって鑑賞。
29歳。
仕事では中堅どころとなり、結婚や出産する友人が増えて、様々なライフイベントが重なってくるタイミング。
私はヨックワンのように、仕事に明け暮れてきた側で、まさに「あれ、このままでいいんだっけ…？」となっていたタイミングだったのですごく共感できた。
（仕事行きたくない）と毎朝思うのも（小娘）と揶揄するのも分かるなあ…
「歳は関係ない。毎日は命のカウントダウン。」
ティンロのアンサーは、病気があったからすごく現実味を帯びているけれど、でも誰にとってもそうなんだよなと思った。
初めはティンロのことを「めちゃ自己肯定感高いやつやん…」と思ってたから申し訳ないなと、、
あと、社長の言葉もかっこよかった。
「優先順位は人それぞれ。選択には代償も伴う。肝心なのは選択後、選んだものに100%打ち込むか。」
自分が迷っている時、こういう言葉をかけてくれる人生の先輩がいるのは貴重だな〜と思う。
いろんな生き方があっていいし、誰の目を気にする必要もなくて。
ヨックワンもティンロも、幸せでありますように…！✨
作中では、花様年華のポスターや町並みから香港感が楽しめたのも◎
あんまり香港映画は見ないので新鮮でした。
