大阪アジアン映画祭で上映。

大学受験で一浪している娘と共働きの両親の三人家族のドラマです。韓国映画です。

いや〜観ていて、本当に痛いです。受験生を持つ親御さんが観たら、なおさらと思います。
三人が、それぞれの状況の中でどんどん追い込まれていきます。そして、そのどん詰まりの中で、悪へ堕ちるギリギリのところで踏ん張るんですが、その3人の姿に、心を揺さぶられ、熱いものがこみ上げてきます。「もう少しで何とかなる、、」という、あと少しの欲が、ここまで人を苦しめるのかと思いました。

韓国映画は、家族のドラマでも容赦ないですね。
まさに、ホーム・ノワールと呼べる映画です。
それでも、最後は結構爽やかではありましたが、、。

今作は、まだ上映は決まってないそうですが、十分な見応えがありますので、公開してほしいです。