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人生はシネマティック!のspicaのレビュー・感想・評価

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)
4.0
女性の自立や仕事での成功は大好きなんだけど、この映画ではわりと辛かった。最後のシーンを見てると、完全にハッピーエンドで文句ないんだけど、見てる私は、メロドラマ的に悲しかった。人生はシネマティック!

プロパガンダ映画の作られ方、撮影の裏での俳優たち、1940年のロンドンの様子、戦時下で若い男性が不足していること、アメリカとの関係などどれも興味深く、印象に残るセリフもいろいろあった。

ヒロインは、この顔すごく知ってると思ったら、つい最近見た「ボヴァリー夫人とパン屋」のヒロインだった。役柄が全然違う。さすが女優さん。でも、私はこちらの方が何倍もぴったり合ってたと思う。調べたらボンドガール出身らしいので、それならあっちの役の方がお似合いということになるのかもしれないが。
ビル・ナイさんは、もうビル・ナイさんそのものに見えた。
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