やのちゃん

ジャコメッティ 最後の肖像のやのちゃんのレビュー・感想・評価

3.9
filmarks で知ったのですが
監督脚本がプラダを着た悪魔の唯一の良心役の方なのですね

芸術家の映画は得てして人物の一生や名作を描く
この映画はそれとは異なる視点で芸術家をえがいており新鮮でした
たった数日間ジャコメッティと過ごしただけで
彼の性格はわかります
それは行きつけのレストランでのジャコメッティの態度や店員の対応にも描かれており
無駄な描写がなく、とても面白かった