ジャコメッティ 最後の肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

「ジャコメッティ 最後の肖像」に投稿された感想・評価

りり

りりの感想・評価

3.2
ジャコメッティと懇意にしてた文筆家が、彼の絵のモデルをした経験を綴ったノンフィクションを映画化したものだそう。すぐ描き終わるという芸術家の言葉を信じたものの、実際には筆は全然進まない上に、何度も描き直す。そうこうしているうちに滞在日数はどんどん伸びていく…。それを繰り返すだけのストーリーなんだけど、ファック!を連発して苦悩しながらキャンバスに向かうジャコメッティの様子や、主人公とジャコメッティのたわいもない会話が微妙に興味深くて何気に飽きずに見れた。
見終わったあとで調べてみると、ジャコメッティのアトリエは本当にあんな雰囲気だったみたいで再現度高くて感心した。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.8
ジャコメッティのことは、細い体の彫刻を作ってる人くらいの認識しかなく、だからこそ、ジャコメッティっという彫刻家がどういう人なのか知りたかったのです。ところが、この映画で描かれるのは最晩年に彼が描いた肖像画についてのエピソードだけ。なんてこった、彫刻ですらない!

物語も起伏に乏しく、最後に絵が完成したところで盛り上がりもしない。ジャコメッティという芸術家にことでわかったのは、少なくとも晩年はお金に困っていなかったということくらいです。とほほ。
マナ

マナの感想・評価

3.5
オトナの映画。
音楽と、演技のテンポが心地よく、ストーリーは淡々としたものにも関わらず、見応えのある映画だった。
amelie

amelieの感想・評価

4.2
著書ジャコメッティの肖像を原作とした映画。
ジャコメッティというだけでも惹きつけられるのに、これをスタンリー・トゥッチが監督だなんて観る以外の選択肢はないと思い鑑賞しました!!!
多くの色を用いらないこの独特の雰囲気とジャコメッティが凄くマッチしていて、癖のあるテンポにも関わらずスッと入り込んでしまう世界観に圧倒されっぱなしでした。
芸術映画好きの方にはお勧めの作品です。
ゆかち

ゆかちの感想・評価

3.0
彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ。
モデルを頼まれた友人のジェームズ。
すぐ終わると思っていたモデルが延長に延長を重ね、18日間の長丁場に。
ほぼほぼ二人の掛け合いに、たまに本妻と愛人、弟が絡むくらい。

途中何度も「もうだめだ!かけない!」ってなるんだけど、かけない!!って下を向いてるときに、動くと怒られるからその隙を狙って音を立てずにソッと立ってソッと座るジェームズ。多分いつものことだから分かっててやってるんだけど(笑)
「よし、書くぞ」ってまた元に戻ったジャコメッティはすぐに「動いただろ」ってツッコミをいれるのがほんとにシュールすぎて笑う((´∀`*))いつも淡々と話してる二人。

芸術家は不思議な方が多いような気がしますが、ジャコメッティもそのひとり。
お金はたくさんあったのにあんまりお金には興味なかったのかなぁ…小さいアトリエで最後まで創作していたみたいだし。
時間をかけて完成した肖像画を見て、モデルをやってよかったけど2回目は嫌かなって正直すぎる(笑)

このレビューはネタバレを含みます

天才芸術家に絵のモデルを頼まれた男は、そのデッサンが数時間で終わると思っていたが、結局18日間かかってしまう。

最初は不機嫌で怖い印象だったジャコメッティ(画家)だったけど、ディエゴ(弟)の『兄は絶望でいる時が一番幸せなんだ』って台詞以降、急に全てが喜劇になったように感じた。

天才芸術家でも自分が思う完璧なものに到達できないなら、とにかく最後まで作り上げることが重要なんだと勇気がでた

エスプレッソをちびちび飲むんじゃなくて一気飲みするのと、金に無頓着なジャコメッティはカッコ良かった。
ジェームズ(絵のモデル)はタバコを親指ではじいて取り出すとこと、嫌味を言われてもユーモアで返すとこがカッコ良かった。

ジャンル: 難題に直面した平凡な奴?
製作費: ?
興行: 170万ドル(1億8000万円)
orangeloop

orangeloopの感想・評価

3.0
「自分に見えるままに表現したい」
書いては、消して、また書いては消されるが繰り返される
一点に執拗に集中することで
動いているものを描き出す
ジャコメッティの絵画、特にデッサンは
描かずして描く にあるように感じる
じっと見つめているとグルグル動いている

ジャコメッティの毎日は同じように繰り返す
カントほどではないけれど一つのルーティーンがある

彼のアトリエにある作品に本当に少しずつ
手が加えられていく…
完成するということはないけれど
ジャコメッティが人生を賭して取り組み続けた絵画と彫刻

「希望が最高潮になると、私は投げ出すんだ」
絶望の中にあるからこそ、作品から強い存在感を
放っているんだ
yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャコメッティも相当な変わり者だったんだなー。
まぁ多少の脚色はあるとは思うけど、こんな風に作家の日常を書いて残しておいてくれた人がいたことは後世の人たちにとってはよかった。
どうもジャコメッティは自分から不幸を求めるタイプだったらしい。
お金の使い方は本当にあんな感じだったんだろうか。汚い家とアトリエに住んで、妻にもあんまりお金をあげることはないくせに、娼婦の愛人には車を買ってあげたり、ポン引きに相場以上のお金を払ったり。はちゃめちゃ。
でも俳優さんの演技のせいもあるのか、どこか可愛らしい感じがした。
未完成が多いのはそれだけ理想が高いからなんだよね。最後の肖像もまだ満足してないと。諦めないことと追及することが彼の生き様だ。
komono

komonoの感想・評価

3.5
ジャコメッティに数日で終わると言われて肖像画のモデルだったが、一向に完成する気配はない。果たして無事に絵は完成するのか?
はっきりとしたストーリーはなく、ジャコメッティに興味がないと退屈かも。
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