ジャコメッティ 最後の肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

『ジャコメッティ 最後の肖像』に投稿された感想・評価

CharlieZG

CharlieZGの感想・評価

3.3
🖼勝手に秋の絵画展🎨㉖

美術評論家ロードの数時間の肖像画モデルが18日間に及んだ顛末。

描いては行き詰まり塗り潰す繰り返しの肖像画は一向に進まない。
しかしその中で見えてくるジャコメッティが実にか弱く人間臭く滑稽で、遂にはその攻略法を見つけるロード。

ジャコメッティのメインアートは特徴的な細長い彫刻像だが、愛人などを描いた肖像画も200点以上あるそうだ。
そのどれもが描きかけのような出来映え、言い換えればそれがジャコメッティ流。

劇中で「過去の作品は未完成だ」という台詞があるように芸術家にとって作品に完成はないのかもしれない。
その部分にフォーカスしたシナリオが分かり易かった。

役者としての印象しかないスタンリー・トゥッチだが、大のジャコメッティファンだそうで主演ジェフリー・ライトの力も借りつつ巨匠の内面のえぐり出し方が上手かった。

アトリエでのやり取りがメインで特に事件が起きる訳でもなく比較的淡々と進むので、美術館でゆっくり絵画や彫刻を鑑賞する気持ちがあれば楽しめると思う。


監督 スタンリー・トゥッチ

キャスト
ジェフリー・ラッシュ
アーミー・ハマー
シルヴィー・テスチュー
クレマンス・ポエジー
トニー・シャルーブ
ジェームズ・フォークナー
Ikki82

Ikki82の感想・評価

4.0
ジャコメッティのことはよく知らないですが、とても興味深い内容でした。
芸術家の苦悩とそれに振り回される周りの人たちの困惑がよく描かれていました。
何気ない風景の描写や音楽もステキでした。
cuumma

cuummaの感想・評価

4.0
スタンリー・トゥッチ監督✖︎ジェフリー・ラッシュ✖︎アーミー・ハマー

1900年代前半に活躍した芸術家ジャコメッティのドラマ。
実話ではないとは知りつつも、ジャコメッティを知れて嬉しい。偏屈、お天気屋、変人…アーティスト特有の気質を備えているものの、何故か憎めない人物に味付けされているところがいい。
yugo

yugoの感想・評価

-
テキストを読んできた限り、いわゆる「周りへの影響に無自覚な天才」タイプではないと思っていたけれど、、実際はどう何だろう?と懐疑的になってしまう。ジャコメッティの知人で今も存命の人には、出来る限り早く会いに行かなくては。
永遠に絶望してたいジャコメッティじいちゃん

クソッタレって言いたいのは何度も描き直していつまでも国に返してもらえないモデルの方よな🤷‍♂️それでも憎めないキャラ

この映画自体がジャコメッティの絵に使われるグレー・黒・黄土色・白の色メインで描かれてる気がした

これから彼の彫刻作品も「細いな〜」以外の見方ができそう
ジェイムズロードにひたすら同情する90分。電話口で大切な人と喧嘩気味になる度頼むからそこまで犠牲を払うんじゃない…と思って見ていた。でもどこか憎めないジャコメッティを周囲の人がなんだかんだ許してしまうのも分かる気がした。
アーミーハマーが最高に綺麗。
Nemmy

Nemmyの感想・評価

4.3
以前読んだ矢内原伊作氏の著作に書かれた"ジャコメッティ"がそこにいて、「ジャコメッティだー!」となんだか嬉しくて笑ってしまった。挿入歌の"Jazz a Gogo"と"Summer in Paris"が私好み。ジャコメッティ展へ行った時『歩く男』が撮影可になっていて、観覧者が一様にスマホでパシャパシャ写真を撮っているのを滑稽だと思って眺めていたのだけれど、ジャコメッティがあの光景を見たら何と言うのだろうと想像した。「クソッタレ」と言うのだろうか、案外満更でもなかったりして。
atto

attoの感想・評価

3.4
不機嫌な顔をしながらもその中で少しの感情の起伏を織り交ぜるという点でこのポートレートのモデル役の俳優さんは一番難しい大役を果たした。

ジャコメッティは彫刻をまじまじ見た記憶があるが、次に展示がある時は別の視点をまた以て見れそうだ。

アーティストはいつの時代も不機嫌な顔に渦をまく。
どんだけ人に迷惑をかけられるか

が良い作品をつくる分かれ目なのかも知れない。やっぱり。
マイム

マイムの感想・評価

3.6
アミハマの困惑する顔が何とも可愛い。ジャコメッティの事がいろいろ知りたくなった。
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