ミホ

ジャコメッティ 最後の肖像のミホのレビュー・感想・評価

3.5
アルベルト・ジャコメッティは戦後の彫刻界で高い評価を得た彫刻家。
戦後の針金人間シリーズが有名ですけど、ジャコメッティの初期の作品はシュルレアリスムなものが多い。初期作品で有名なのが『テーブル』1933
え、これジャコメッティなの?って思うくらい作風が違います。
私これ好きなんです。なんか。
ご存知ない方で気になる人は是非ググってください。


作中シャガールの作品が出てきたが、シャガールとジャコメッティってなんか真逆な感じ。モデルの2人がシャガールの天井画の話で盛り上がってる時は、もうやめたげて!って思った笑。

ああーこんな人だったんかなぁ〜って思えた映画。サウンドが良くて心地よく観れた。

ジェフリー・ラッシュは歳を重ねるごとに手塚治虫風になっていきます。
アーミー・ハマーは顔が綺麗すぎ。アップのシーンが多いから余計際立った。

芸術家って周りの人も大変だよなぁ。
ミホ

ミホ