前半がとにかくキツい。
勝手に百合系の映画を想像してたら、男を巡る三角関係の話だった…😱
他人の恋愛とか全く興味持てないタイプなので、それこそ他人の三角関係とか心底どーでも良すぎて途中から「あー早く終わんないかな」とか「他の映画にすれば良かった」とか思ってました。
ただ、ラストの30分くらいで予想を裏切られてちょい盛り返した。
なるほどそうくるか…と。
でも結局あのどっちつかずクソ男にイライラしすぎて高評価には至らず。
こういう男が1番タチが悪いし、こういう男の方がモテるのが悲しい現実。
七月の「自分はつまらない人間」という気持ちや、どうやったってモテる人への嫉妬という気持ちは分かる気もする。
それでもあのレストランやシャワー室でのケンカは頂けないし、あれで七月のことを好きになれなかった。
安生役の周冬雨みたいな薄めの顔が好きなので、彼女の見せる表情に釘付け。
しかしキャラとしてはやっぱり好きになれない。
さすがに手紙の「よろしく」やらアクセサリーは分かりやすすぎるだろ。
最後の盛り上がりが無ければ、2.5くらいでしたよ。
つくづく恋愛映画が苦手だと思い知らされました。
以下、ネタバレあり
あの小説を実は安生が七月として書いていたり、娘が七月の娘だったり…というのは予想外で「おお…」となったんですが。
間に何故か「七月は生きていて旅に出た」と嘘のエピソード挟んだ意味がよく分からない。
あれのせいで、せっかくのどんでん返しに間延び感があってダレてしまった。
あと、出産時は母子ともに健康です!と言われてしばらく後に死んでしまう程の出血多量ってよくあることなんでしょうか?
そのあたりもモヤモヤしました。