映画太郎

ファースト・マンの映画太郎のレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.0
我々は月へ行く
それは 簡単だからではない
困難だからだ
ケネデイ

雲間から顔を出す 青い月
庭先のブランコを照らす

ニール夫妻には 長女(カレン)が いた
カレンが 好きだったブランコ
長女は 天に召された

宇宙飛行士という仕事がら
多くの戦友(飛行士)を失った

妻( ジャネット)は
普通の人生を望んで結婚したのに
ニールは なぜ 月を目指すのだろう

60年代 宇宙で ソ連に遅れをとった
アメリカが 威信をかけた アポロ計画
ニールは アポロ11号の船長に選ばれる

1969年 7月16日
イーグルは 舞い降りた

月面での 静寂の数分間
鳥肌が立ちました

カレンの遺品を 月に手向けた時
ニールが なぜ月を目指したか
わかった気がした

彼らは 説明できない 何かを見た

帰還したニールを
見つめるジャネット
その青い瞳は 地球に似て
世界の興奮と喧騒とは 別世界の
隔離棟にいるニールは まだ静寂の
月にいるかのよう
ガラス越しに 二人は手を合わせる

🎵【 私が月を見るとき
月も 私を見つめ返す 】
映画太郎

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