しゅんまつもと

ファースト・マンのしゅんまつもとのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
3.4
大気圏を抜けるロケットの機体が軋む音と閉塞感たっぷりの機内。
まったく爽快感のない打ち上げシーンから察するにきっとこれは月を目指している映画ながらまったく別の場所を目指した映画なのだと思う。終ぞ語られないニールが月を目指すことに固執する理由だったり、狂気を孕んだ夢というポイントからしてもチャゼルの映画になってる。
ラストのあるシーンは確かに胸を打たれるけど、さすがにちょっとそれまでの運びが自分には退屈に感じてしまった。
最初見たときに申し訳ないけどかなり大寝をかましてしまって今日もう一回見に行ったのですが、あんまり感想は変わらず。