ファースト・マンのタケのレビュー・感想・評価

人類が初めて月に降り立つまでを描く話。
話は淡々と進むが、宇宙開発には数々の犠牲者が存在し、仲間の死を経験しながら、ロケットに乗り込む宇宙飛行士や、宇宙へ送り出す家族の物語には胸を打たれる。
映像がリアルに感じられて良かった。あちこちで金属の軋む音が聞こえるロケットのコックピットは、まるで棺桶に入れられて、宇宙に飛ばされてるかのよう。月に着陸する緊張感。その後、本当に月に降り立ったかのようだった。
映画館で観たかった。