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冬の旅のchamamaのレビュー・感想・評価

冬の旅(1985年製作の映画)
3.6
久しぶりにこういうフランス映画を観ました。昔はフランス映画が好きで観まくっていたのですが、ゴダールとか何回観ても意味がわからず??でしたが、意味がわからなくてもフランス映画にはなぜか良さがあります。
監督のアニエス・ヴァルダはヌーベルバーグの祖母と言われている方で、私が好きなラストタンゴインパリの脚本にも携わっている方です。
この作品はある1人の女性が亡くなっているシーンから始まります。彼女がどんな風にいろんな人と出会ってきたか回想する映画です。浮浪者のような彼女に対し優しい言葉をかけてくれる人もたくさんいました。なぜ彼女は亡くなってしまったのか、なぜ彼女は旅に出たのか。
「自由を選ぶと孤独になる。孤独になると体を蝕む」と言ったヤギの牧草で働く男性の言葉が心に残りました。
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