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笑う男のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

笑う男(1928年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ビクトル・ユゴーの原作を、パウル・レニ監督が映画化した名作。恐怖と笑いは表裏一体で、人間の業の深さが浮き出されます。

効果音、台詞はないが、部分的に歓声などの効果音がついたバージョン。そもそもどういう原版があるかは、未調査。

以下は物語。

16世紀、国王ジェームス2世の統治下。クランチャリー卿は息子グウィンプレンへを残し、バーキルフィドロに軟禁される。息子グウィンプレンはハードカノン医師に、不気味な整形手術を施され、笑う男(実際は、笑われる男)となる。

英国南部コーンウォール。笑う男と化した少年グゥインプレンは赤ん坊ディーを救う。その後、彼は旅芸人ウルスラに救われる。
グゥインプレンは笑う男として、一座の花形スターとなる。そして、ディーは美女に成長するが盲目ゆえに、笑う男のグゥインプレンと相思相愛だ。
笑う男は評判となり、お忍びで皇女さえも観に来る存在だ。
しかし、ハードカノン医師は、クランチャーリーには息子がいると、為政者を恐喝。王が死に継承者争いで、息子の捜査が始まる。
グゥインプレンは捕まり、王位継承の為に、皇女と結婚させられるハメになるが、彼は逃げ出す。
しかし、一座とディーは町を追われ、船で出航する寸前だった------
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