主役のクメイル・ナンジアニと本作で脚本も書いている妻との実体験に基づく話。病気を乗り越えた愛！みたいな、すごい壮大なラブストーリーかと思いきや、かなり等身大の作り。
宗教とか人種の壁と共にあるのが、二世、三世の人たちの持つアイデンティティに対するコンプレックス、エスニシティに対する意識が高いアジア系（南アジア含む）の1世の理想と２世の本音を現代の恋愛話に落とし込んでいて、しかも、テンポが良くて見やすい。ジャド・アパトーは本当に見る目ある。
クメイル・ナンジアニのX-FILESのポッドキャストを聞いてた只のX-FILESオタクとしては、まさか彼がこんなに出世するとは思わず、ただただびっくり。
とても良いパートナーでうらやましい。是非、末永く幸せでいてもらいたい。
