第二次世界大戦中〜後、ミシシッピの農村で地主の息子と小作人の息子の交流を描くヒューマンドラマ。
帰還兵のふたりが命がけで帰った故郷で待ち受けた差別と、あまりの認識の違いに愕然とする。
苦しく、やりきれない中でも「生きることは愛だ」と言える強さが胸を打つ。
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戦争の正当化と黒人差別を平然と行う父親が、作品の中ではまぎれもなく「悪」のポジションながら、
その時代や環境そのものによる不自由さや理不尽が描かれています。
語りが変わる所からも、そこで生きた人々の人生の断片を垣間見るような感覚にもさせるのです。
いや、凄い映画を観た…。
鑑賞にはかなり覚悟がいる作品だと思います。
ですが、必見の一作であることは間違いありません。
Netflixで観れます。ぜひ…!