このレビューはネタバレを含みます
好きな人を勝手に運命の人と決めつけ、周りが見えなくなり暴走し、上手くいかずにこじらせていく。そんな主人公を痛いと言ってしまうのは簡単だけれど、はい?心当たりですか?ありまくりです。ってなった。
イチをかっこいいと思うし、二をウザいと思うのだけれど、僕は限りなく二に近いわけで。やはり理想通りではない現実はままならと思うから、こじらせるのは正常で、平気で生きている人が異常なんだと思った。松岡茉優が可愛いおかげでこじらせがなんとか正当化された。いいぞもっとやれ。
街の中の色んな人と楽しく話す理想。それを求めて、掃除のおばちゃんにお礼を言い、編み物の件で話を膨らませようとするも微妙な反応をされて終わってしまうシーンが印象的。自然な会話なんて不可能。