昔ヨシカみたいな友達がヨシカみたいな恋愛してて内心キモいな…って思ってたのに周りの人たちは「純愛〜〜！」とか言ってて、本音がどうだったのかはさておき、これって純愛なんだキモくないんだ…って反省したんだけどこの映画を観て改めてやっぱりあれってキモかったんだと思えてよかった。
ただ最後まで変わらずキモいままのものを「ま、これも私なんで！」って持って来られるのはやっぱりキモい。自己完結型ナルシストならそれによってできた傷もトラウマも自己嫌悪も全部自分で完結させろ。なににも向き合わずありのままの私でい続けることは本当にダサいよ。彼女の一番の不幸は、それを言ってあげる友人が誰一人としていなかったことでしょう。物語と映画を切り離して言えば、全体を通してものすごくキモくて、もんのすごくよかった。
