このレビューはネタバレを含みます
自分が相手に向ける興味や感情と同等のものを相手が自分に向けてるとは限らないよねという話。
ボヤ騒ぎを起こした事から、人間いつ死ぬか分からないと考え同級生になりすまし同窓会まで開いてしまうバイタリティは凄まじく見ていて元気がもらえます。
個人的この映画の最高ポイントは、中盤タワマンのベランダで夜景を見ながら絶滅した生物について話すシーン！
脳内で召喚して妄想し続けるぐらい好きな人と自分の好きな話題で盛り上がれるってめっっっちゃくちゃ素敵じゃないですか？？？
うわー好きだなー！ってなりました。
このシーンがあるからこそ、名前を覚えてもらえてない＝イチにとって自分はどうでもいい存在だという事を突きつけられるシーンの残酷さがかなり刺さりました……
