フローレンス・ピューの初主演作品。
17歳の若き妻役。当時20歳だったそうですが、17歳にも20歳にも見えない。
目力と醸す雰囲気が30歳ぐらいにも見えた。
20歳であのベッドシーンができるとは、なかなかの強者。
悪女中の悪女キャサリンを臆面もなく演じきったフローレンスは、只者ではないなぁというのが感想です。
ーー17歳で裕福な家庭に売られ、旦那には興味を持ってもらえず悶々とする日々。意地悪な舅には外出も禁止される。そんな時、使用人のセバスチャンと不倫関係になり、どうにもならない沼にハマっていくーー。
愛のためという前提ですが、結局は自分のために次々に悪事に手を染め、悪びれることなく妻の座に居座る図太いキャサリン。
若さゆえというより、キャサリンの元々の素養がそうさせているんだろうなぁと感じる。
そんな女をフローレンスが堂々と体現してました。
本作に、彼女の俳優の原点があると言っても過言ではないかも。
ファンの方はぜひ。