建築とかにウンチク語れるほどの知識はないけど、とても良かった
建築物、風景も映画の登場人物の1人になってて、それは美しかったり、少し寂れてたり、左右非対称だったり
左右非対称だからと言って自分が特別なものではないような
登場人物の心情とも相まって、
物事はこの建築物のように、モダニズムのように、常に美しくあるのは無理なのだと
美しくあるのにはそこにはたくさんの見えない力があったりするのだと
そんなことも感じられるような気がした
ストーリー自体はこれといって新しみなんてない、いわゆる自分のこの先の行方がわからなくなってる青春もの
でもジョンチョーのなんとも言えない頼りなさそうだけどあったかそうな胸と、
不安定だけど決して無謀ではない女の子の、静寂と精神的な心の寄り合いは素敵だった
あ、あとカルキンくん末っこ出てた!
好き!