先日観た『東京行進曲』にて、
主人公の恋敵としてハイカラな
モボを演じていた小杉勇。
それとは似ても似つかぬ貫録と
泥臭さで今作、岡田部隊長役を
演じている。
コレ言うとネタバレだけど…
最前線で奮闘する兵士の姿を
観てもらうための“戦意高揚”
映画なので、劇中での戦死
描写は無し。☆
全員が『君が代』を歌って、
仲間の無事生還を讃える。
「―――この岡田に命を預け、
死んでくれ!」
ラストは『海ゆかば』に乗せて、
笑って死地に赴く部隊の面々。
この後の戦況を知る現在の我々
にとっては、もうやり切れない
としか言い様の無いラストなわけ
ですが…。
「バットがあるのに、バットを
呑まずに死んでいけるか!」
劇中で“貴重品”扱いされてた
『ゴールデンバット』。
ついに先月『わかば』『エコー』
と共に、銘柄廃止が決定。
(今後リトルシガーとして存続)
所謂“敵性語”だけどイイのか?
と思ったら、やはりこの後程なく
『金鵄(きんし)』に名称変更。
【その他の特筆点】
▼伝令兵の記憶力が凄い。
あの長い報告内容を良く
暗記できるものだ。
▼西瓜を中国刀で切り分けて
全員で貪る。
「なるほど、スイカを斬るには
コレに限るわ♪ハハハハ」
…もちろん、食料や刀の
“略奪”描写などは一切無い。☆