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彫刻家の映画情報・感想・評価・動画配信
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『彫刻家』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
彫刻家が配信されているサービス一覧
彫刻家が配信されていないサービス一覧
彫刻家の評価・感想・レビュー
彫刻家が配信されているサービス一覧
『彫刻家』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
彫刻家が配信されていないサービス一覧
『彫刻家』に投稿された感想・評価
幽斎の感想・評価
2020/07/23 09:37
4.2
社会活動の自粛が一応解除され、仕事でお江戸へ行く機会も増えました。新幹線の乗車率は相変わらず4割程度ですが、車内販売が好きな私は手ブラで乗車して京都から品川まで、色んなモノを買いますね。お弁当は定番の新幹線弁当。江戸前「深川めし」関東の方が好きな「穴子蒲焼」静岡「黒はんぺん」名古屋「みそかつ」など沿線のご当地食材が楽しめ、税込1000円とリーズナブル。スイーツなら「オーボンヴュータン」が一押し!。エピス(フランス語でスパイス)の効いたサブレに木苺ジャムのサンド、バターとアーモンドの生地にジャンドゥーヤを合わせたドワ等7種の焼き菓子で590円、アラビカ種100%ブレンド珈琲とセットで買うと更に50円引きとお得。
何の話でしたっけ?あぁ映画の話でしたね。レビュー済難解作品「森の中のイーラ」「ネクソス」を配信したホテルに再び宿泊。今回も超濃厚な作品に出逢いました。LANが廃止され全てWi-Fi。逆にVODは快適に楽しめる。画質もHD仕様でDVDより綺麗、洋画だけで50タイトル有るので、暇潰しには最高。
今回ご紹介するのは「彫刻家」。
原題「La Scultura」「The Sculpture」いずれも彫刻、と言う意味。京都に戻って調べると、ニューヨーク・シティ国際等、ローカルな映画祭に複数出展し高い評価を得た作品。前回の様に意味不明な素人作品では無く、最後まで観れば大いに考えさせられる。毎回思うのですが配信会社のセンスを良い意味で疑う。ビール片手に暇潰しで見るホテルのVODに、無名のコンペティション作品を紛れ込ます意図が知りたい(笑)。
物語は現代のイタリアを舞台にした作品で、テーマは愛、踏み躙られたアート、売春、女装、そしてイタリア彫刻の現状を赤裸々に問い掛ける。芸術に没頭する主人公の男の狂気と、其れに纏わる悲劇的な運命を独自の視点で官能的に語り掛ける。貧しい彫刻家が、ふとしたきっかけで出逢った美しい娼婦に魅了される。そして自らも女装して体を売る事を憶え、その快楽に身を委ねて行く様をアーティスティックに描いてる。
主人公役Adrien Lissは結構なイケメンで、その彼が彫刻家として一本立ち出来ない苦悩をイタリアンらしい感性で上手く演じてる。影の有る謎の美女役Corinna Coroneoも、実に魅力的で、ビジュアルの吸引力でイタリア語も全く苦に為らない。2人はルーム・シェアする事で、関係性が深まり彼女が留守の間に部屋を物色する中で、私物から彼女が約12万円で売春してる事実を知った・・・ 後は御覧頂ければと思います。
アートの現状を織り交ぜながら、イタリアらしくギリシャ悲劇を思わせる展開が印象的な秀作。機会が有りましたら、是非一度御覧下さい。
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作中に出る映画が気になるタイプの感想・評価
2021/06/02 20:50
3.7
芸術は呪いと名言。
今作はイタリア映画であり、売れない彫刻家と売春婦の話。
売春と芸術の掛け合わせが近代的?現代的?でもあるのかなと思った。
売れない彫刻家は男性だが、女装しカラダを売り快楽を求める。両性愛者が各国で課題になってる今何か訴えかけているようにも思えた。
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文園そらの感想・評価
2024/10/17 17:56
4.0
お金では決して買えないものを追い続けた先に、何があるのか。もちろん、報われるとは限らない。
やべえ刺さる映画見てしまった。見終わったあと最初の気持ちはこれだった。めちゃ良かった、売れない彫刻家が売春婦とシェアハウスする話。人は選ぶやろうけどギリシャ系作品の薄暗い感じ好き。
あとで調べたが、原題「La Scultura」は彫刻という意味らしい。
舞台は現代イタリア、特にファンタジーらしい要素はない。というより徹底的とも思えるリアルな描写が、「これガチで本物の彫刻家のドキュメンタリーか?」と思わせる。
主人公の彫刻家は、設定上の名前はあるようだが劇中一度も呼ばれていない(はず)。彫刻家がアトリエで彫刻を懸命に彫っているシーンから物語は始まる。部屋の隅々にも彼の作品らしい彫刻が置かれ、あくまで素人目線だが腕前は十分らしい。あとから明かされるが、彫刻家は芸術大学出身で、相応の知識や技術は身に付けているものと考えられる。そこに現れるはスーツでロンゲの男。たぶんマンションのオーナー的な人。彼は彫刻家に、今月の収入や生活の様子を聞く。そして一言。
「君は三か月家賃を滞納している」
この冒頭は分かりやすくて、彫刻家は四六時中彫刻を彫っているものの、お金になっておらず生活もままならないということである。
そこで舞台は一変して、美女とおっさんが交わっているシーンに変わる。この美女が、のちに彫刻家とシェアハウスをすることになる女性である。
本作のほとんどは、この女性(以下、女性と呼ぶ)がナレーションをしていると言ってもいい。女性は八時間で千ユーロ(約12~13万円程度?)を稼いでおり、その心中もすぐ語られる。
要約すると、「私の仕事をコケにする人もいるわ、けれど気にしてない。実際私は買いたい服を買って、その他欲しいものを買い、時間だって余っているもの」ということ。
まさしくその通りで、この時給なら月に数日働けば十分生きていける。女性は他のモブキャラや彫刻家に比べて、見るからに高価な服を着ているし、乗っている車だって見ればわかる金持ちの車である。これは女優さんのパワーもあるかもしれないが、コテコテの高級車に乗る姿も似合っている。いわば、背伸びしている小金持ちではなく、本物の金持ちなのである。
この辺りで察しの良い方はお気付きであろうが、彫刻家と女性は、その生活様式自体が対比になっているのである。
先述したとおり女性の生活は豊かであり、売春婦という、既存の職業ではコスパ最強レベルの仕事をしている。もちろんその職種特有のストレスやトラブルもあるであろうが、その辺の苦悩はほぼ描かれていない。客も同じ顔ぶれが多いので、ほぼ固定客だけでやっているのかもしれない。女性自身も割り切っている感がかなりある。
対して彫刻家は、四六時中彫り続け、生活のほとんどを捧げているにもかかわらず、一銭にもなっていないのだ。もちろんお金がすべてだとは言わないが、本作ではたびたび明示される。「芸術は死んだ」と。現代において芸術が死んでいるかはともかく、家賃も払えないのは死活問題である。
彫刻家は、家を出ろだの家賃を払えだの、その他の罵詈雑言を浴びせられたりしながらも、なんやかんや女性とシェアハウスすることになる。とりあえずよかったね。
この二人、一応シェアハウスしているものの、会話はほとんどしておらず、最初はお互いの職業も知らない。家にいても他人のように、ときどき目を合わせながらすれ違う程度である。男女で一緒に住んで、会話ほとんどなしってどういう状況なの?
しばらくして、彫刻家は、日頃しているヨガや、洞窟探検を女性に教える。彫刻の合間に行っているらしい。そこからお互いの仕事の話をし、彫刻家は自分のアトリエを女性に見せるのである。
そこで女性は、彫刻を絶賛する。「素晴らしいわ」と。また直接は言わないが、「彼の両手は平凡な者の両手とは違う。もちろん常識だって大事だわ。けれど、彼の手は唯一無二の、独創性と創造性を持つのよ」とも。
この点、自身の生活では体を売ってでも高時給を重視している女性が、彫刻という死ぬほど時間のかかる行為を称賛するところが良すぎる。
女性の言葉が、彫刻家の支えになったことは言うまでもない。また、彫刻家は、女性をモデルにした彫刻をつくりたいと言い始め、裸にフードを纏った姿でモデルになってもらうのであった。
ただ、こんな風に持ち上げてくれるのは女性くらいで、大家さんやパトロンらしき人からは常にボロカスである。特に、イタリア語らしい巻き舌で言われる悪口は、破壊力が半端ない。「お前は芸術大学に入って、永遠の思春期を生きる腑抜けになった! 自分では芸術家を名乗っているが、実際はこじきだ! そうやって石に価値を見出していろ! ただの石に!」
ちょっとさあ、アメとムチの比重おかしいだろこの映画。アマチュア作家にはことごとく響きそうなセリフである。
よっぽどの自信家か楽観主義者でない限り、一度や二度は思うのではないだろうか。自分が生み出しているものは、ゴミか、芸術か、と。実際に評価する人の中には、ゴミと言う人もいれば、崇高な作品と褒めてくれる人もいる。
彫刻家の前では、ただひとり女性だけが、彼の作品を認めてくれたのだ。彫刻家は珍しく楽しそうに話した。「ミケランジェロの彫刻を見たことがある? 彼の作品は永遠だよ。本当に美しいものは永遠なんだ」
結局のところ彫刻家は生活が厳しくなり、女性に助言してもらいながら、女装して体を売ることになる。長い髪のカツラをかぶり、スカートを履いて。彫刻家の頭の中には、女性の言葉が反芻される。
「常にコンドームを持っていて」「顧客の要望に応えるのよ。彼らの望みをかなえてあげるの」
彫刻家はこれまで、有り余る時間を使って石を彫り続けてきた。周囲の評価や要望を無視して、自分だけのものを練り上げてきた。そんな人生の中で、初めて相手の要望に合わせ、お金と時間を交換するようになったのである。八時間で千ユーロ。
本編を通して、彫刻家がほとんど無表情であり、女性以外の人物にはだいたい罵られているので、当然雰囲気は明るくない。リアリティーに寄っているので、ファンタジックな救いもない。
だが本作には、絶妙に希望と絶望が混ぜ合わされていて、終盤、女性をモデルにした彫刻が映し出されるシーンはその最たるものだ。
オレンジのローブを撒いて、肩や谷間をあらわにした女性の美しい彫刻。時間と体を売って、お金に交換してきた、刹那性の高い女性の人生は、彫刻を通して永遠性を帯びたと言える。それこそが、本作の救いだと信じたい。
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