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☆☆☆★
若さゆえの粗削りな箇所が満載な作品。
だから、始めの内はかなり苛々させられる場面がとても多い。
かしかし。映画が進むにつれ、その粗削りなところが段々と作品の良さに思えて来る感じが、この作品の持ち味で有り、魅力なのかも知れません。
そして鑑賞後は、かなり後になってから。（その時の）鑑賞中に感じていた、その〝 粗削りゆえの若さ 〟に嫉妬している自分が居る不思議な作品でした。
…と、褒めつつでは有りますが。だからと言って絶賛までは…と言ったところでしようか。
あくまでも、その完成されていない部分の若さが、歳を取り過ぎたおっさんには眩しいのですよね〜。
２０１７年１１月１日 新宿武蔵野館/シアター３
