のりちり

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書ののりちりのレビュー・感想・評価

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映画館鑑賞。

ベトナム戦争で、アメリカは負け戦になっていると書かれた文章を隠して、ベトナムに兵士を送り続けた。
第2大戦後、アメリカは戦争に勝利をしたことはなかったから、ここで負けることはありえないという話を聞いたことがあったが、こういうことが文書があったことを初めて知った。
日本が第2次大戦のとき、もうダメだと分かっているのに、兵士を送り続けたことにとても似ている。
どこの国も上は指示するだけで、下は従って無駄死にするだけ。

その文書を命がけで持ち出した人がいた。
その人になんとか接触をして、新聞に載せたい。
果たして、載せることができるのか、どうなのかの攻防が続く。
結果は、分かっていても、どうなんだ、どうなんだと見入ってしまった。
これが発端となって、ベトナム戦争は終戦となっていく。

そして、ニクソンは、ウォーターゲート事件を暴露され失脚。
これはまた別の話し。

まさに今の日本と同じ状態。
知らなかった、そんなはずはないの攻防。
どうなるんだ、日本の場合は。
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