さかごん

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のさかごんのレビュー・感想・評価

3.9
“報道の自由 vs 政府”

ベトナム戦争が泥沼化していた1970年代の初頭、防衛省がベトナム戦争での経過や分析といった長年にわたる政府の秘密を綴った最高機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”。その流出と真実の報道を巡り、政府と戦う新聞社の実話を描く

胸が熱くなる映画です✨それぞれが胸に抱える信念を貫き、政府という巨大な権力に戦いを挑む姿に見入ってしまいます❗️

個人的に心に残ったのはメリルストリープ演じるワシントン・ポスト社の代表であるケイが登載するか否かを決定する決断シーンです。男性社会の中でワシントン・ポスト社の女性社主として、会社、従業員や自身の人生、そして家族、全ての責任と向かい合い、自身の心の声に従い行動・決断をする彼女の姿に心動かされるものがあります✨

最初は少数だった人たちの勇気と決断が大きな波紋となり、多くの人々を動かすことになる
正にジャーナリズムに規制がかけられている“今”を撃ち抜く物語です🙌
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