メリル・ストリープもトム・ハンクスも完全に良い役。それ以外のポストの記者（定年間近のベンと「論調の鋭い」ジュディスがお気に入り）や法律顧問（ジェシー・プレモンスが出てくると不穏さと可笑しさが漂って嬉しくなる！）、銀行家やフリッツ、マクナマラ、機密文書を持ち出した記者ダン、編集長ベンの奥さんに至るまで、良い顔した仕事人達の演技を見るのは本当に楽しい。その仕事人達のアンサンブルが対政府で徐々にまとまっていく高揚感！これが盛り上がらないわけがない！
ベンの娘さんの作るレモネードでくすっとさせるシーンのはさみ方やベンの奥さんの存在感の出し方、裁判所を出るケイに向けられる女性達の尊敬と期待、希望に満ちた眼差しの作り方はスピルバーグ監督上手いなぁと唸るだけだった。
そしてニクソン大統領と政府の焦り、からの、ウォーターゲート事件、興味ある〜！
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