マンネン

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のマンネンのレビュー・感想・評価

2.5
ニクソン大統領時代のベトナム戦争に関するトップシークレットをワシントンポストが入手して記事にした実話もの。その後のウォーターゲート事件に繋がる。キーパーソンの人間性の描写が荒い気がするが、アメリカ人が見る分には不要なのかも。
新聞の全盛期、記者が報道の自由、国民の知る自由、そして新聞社の利益を純粋に追及している点が伝わってくる。
現在の日本の新聞社が最も大切にしていると思われる世論を作り出す自己満足(幻想)のようなものは含まれていない。

『報道機関が仕えるべきは統治者ではなく国民だ』