てったい北関東

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのてったい北関東のレビュー・感想・評価

5.0
まさにハイエボリューション。特殊な能力も愛する人もなくした少女が、世界中の憎悪を一身に向けられながら、ただ一人の人間として生きてきた。その10年間、エウレカがどのように生きたか。アイリスとの最後の「仕事」が、結果としてエウレカにその答えを提示する。前作ANEMONEでとても大きな風呂敷を広げ、こんなにもキャラクターに寄り添ってきれいに畳む、素晴らしいシリーズの完結作。
受肉というのは、創作者にとっての、登場人物が動き出す感じなんだろうか。何度も作品を展開した経緯、そしてこの先の展望を含めて、やはりハイエボリューション。