なんとなくレンタルしてみたら面白かったパターンですね。
いやー、私の引きの強さったらないよね(自画自賛)。
この間観たヒマラヤで一途な後輩ムテクを演じていたチョン・ウさんが弁護士役で、若手演技派カン・ハヌルくんが冤罪で服役しちゃう可哀想な青年役でした。これ実話ベースのお話…ってのを聞いちゃうと、韓国警察の腐敗っぷりにどんよりしてしまいます。
冒頭では金儲けしか考えて居ないような弁護士だったジュニョン(チョン・ウ)がね、警察の暴力で無理矢理殺人犯に仕立てられたヒョヌ(カン・ハヌル)と関わり、次第に正義の人に変わっていく姿に心を打たれまして。２人の間に絆が生まれてくる過程とかも良かったんですよね。私は、個人的にはジュニョンがヒョヌに事件を担当することにした理由を語るシーンが好きで。真正面から向き合うって、自分をさらけ出す事って、大事なことだと思うんですよ。ヒョヌは人を信じることなんてできない人間だったんだもんね。
韓国警察のやりたい放題な仕打ちに反吐が出そうなくらいイライラさせられますけど、ラストは報われる展開に向かっていくのでホッとしましたよね。そして、冒頭とラスト…ジュニョンの裁判シーンの変化にも注目してもらいたいな。胸が熱くなりました。いい映画でしたね。
