さらしな

リバーズ・エッジのさらしなのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
4.2
90年代に生きる高校生たちの、鬱屈とした青春映画。
登場人物たちは、何かに傷付き、何かを傷付け、幼さや衝動を抱えて生きている。
この映画、びっくりするくらい大人が出てこない。もちろん、両親、学校の先生などは出てくるが、別に子どもたちを救ったりはせず、子どもの世界ばかりが映される。
そして子どもたちなりに世界を見つめ、見つめた先に光がなくとも生きていく。
二階堂ふみは行動力のある女の子の役がとても似合いますね。
あとは吉沢亮の顔面の美しさがとてつもない。
モデルの子のミステリアスで退廃的な美しい雰囲気も素晴らしい。
美しい子どもたちが生きる世界は美しくないけど、それでも生きていく姿は、綺麗だけども少し痛々しい。
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