若大将オーウェン

蜂の巣の子供たちの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

蜂の巣の子供たち(1948年製作の映画)
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冒頭の「この子たちにお心当たりありませんか?」から強烈

復員兵と浮浪児のロードムービーで、復員兵を一緒にすることで、戦争の面影を痛いほど残す演出だと思った

海に向かって叫ぶところがとても悲しかった

清水宏が引き取って育てていた子たちを出してる映画の中の世界と現実が地続きな感じもすごい。子供たちの顔が良い

浮浪児とそうじゃないものなど子供の世界にも隔たりがあったり、山を登る画的な大変さがあったり、うまく言えないが、戦後まもない日常と戦争の面影の境界を感じた