女性達が臓物だらけの屋敷から脱出しようとするお話
セリフ無しのゴア映画。ちょうど昨日同じようなセリフ無しのゴア映画を見たせいで連続サイレントゴア映画になってしまった。
全体的にかなり静かめ。バックで流れる音楽も大人しく、画面もあまり動かない。今まで見てきたようなゴア映画とはかなり雰囲気が違くて、眠気を誘うようなゴア映画...という感じだった。
臓物もうんこもゲロも大量に出てくるし、中盤や終盤のある場面はかなり気持ち悪かった。「爽快！」みたいなゴア描写は一切無く、気持ち悪くてとにかく不快なゴア描写が永遠と続く...あまりにも気持ち悪い...
物語は殆ど無い。80分の殆どが女性達が屋敷を歩き回るだけ。しかもサイレントということも相まって...なんというか、退屈ではある。
でもラストからオチに向かうまでの流れが個人的に好きだったから良かった。ラストの演出が結構良いんですよねこれ。セリフも説明も無いけどなんとなく察せられるし、この映画のテーマがラストに詰まっている。
今まで見てきたゴア映画とは何か違う、不思議な感触の独特なゴア映画でした...ある意味唯一無二ではあるかも。
どうやら続編とモノクロバージョンも存在してるらしいから気になるな。あの終わりから続きが作れるのか？と不安を感じるが。
