2003年のピーター・ジャクソン監督作品。未公開シーン50分追加バージョン。3部作の完結編は、余裕の4時間超えという超大作。なのに見ていて全く疲れない。最高の時間。
未公開シーンでサルマンとグリマの最期を見ることができて満足。死者の軍勢のくだりも結構長かったね。シリーズを通して見ると、ホラー映画の要素満載なのがよく分かる。さすがスプラッター・ホラー作品を手掛けていたピーター・ジャクソンって感じなのかな。
敵キャラのデザインが好きなんだけど、その中でも巨象のオリファント部隊の格好良さは見逃せない。
そして最後の戦いのギムリとレゴラスの会話がいい!
「エルフの隣で討ち死にするとは」「友達の隣でなら?」「いいね。それならいい」もう胸キュンよ。
ホビット4人に対してアラゴルン以下その場にいた全員が頭を下げるくだりは涙が出そうだった。フロドとサムの関係性も涙なしには語れない。
このシリーズを超えるファンタジー映画はもう出ないだろうなあ。