このレビューはネタバレを含みます
こんな映画初めて!
繊細でピュアで儚くて、、、
プラトニックな2人の愛のカタチに胸がキュンキュンしました。
雪景色の中の2頭の鹿。
次第に2人が共有する夢だと分かる。
綺麗な自然と、2頭の鹿の描写で2人の気持ちの距離感を表現しててその世界観に惹き込まれた。
CDショップで買った初めての曲がマーリアの気持ちとリンクしてて泣けた。
夢であいましょう。ってセリフピュアでこの2人にぴったり。
私も言われたい(笑)
夢で会えるって、なんてロマンティック!
夢の中では2人を隔てるものは何も無く気持ちを解放出来ているんだけど、現実の世界では上手くいかず2人の気持ちは次第にすれ違っていく。
バスルームからの電話、良かった!
マーリアの精神的な病?障害?をも溶かしてしまう2人の気持ちの結びつき。
心が繋がるって、魂が触れ合うってほんと素敵過ぎて感動と涙が止まらなかった。
食肉加工場での生き物の生と死、働く側の倫理感。
その辺も重くなくサラッと観れた。
血や、屠殺や全ての加工シーンも淡々と流れてて、綺麗な描写で表現していて見やすかった。
2人で最後朝食をとるシーン。
マーリアの極度の神経過敏無くなってた!
最後は布巾じゃなくて、こぼれたパンを素手で払ってた。
心と体が結びついた事で彼女の心が癒され解放されたのかな。
エンドレとの関係で変われて良かった。
リストカットのシーンが辛すぎて、、、
幸せな結末でほんと良かった。
とっても素敵な映画でした。