ラム

心と体とのラムのネタバレレビュー・内容・結末

心と体と(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな映画初めて!
繊細でピュアで儚くて、、、
プラトニックな2人の愛のカタチに胸がキュンキュンしました。

雪景色の中の2頭の鹿。
次第に2人が共有する夢だと分かる。
綺麗な自然と、2頭の鹿の描写で2人の気持ちの距離感を表現しててその世界観に惹き込まれた。

CDショップで買った初めての曲がマーリアの気持ちとリンクしてて泣けた。

夢であいましょう。ってセリフピュアでこの2人にぴったり。

私も言われたい(笑)

夢で会えるって、なんてロマンティック!

夢の中では2人を隔てるものは何も無く気持ちを解放出来ているんだけど、現実の世界では上手くいかず2人の気持ちは次第にすれ違っていく。

バスルームからの電話、良かった!

マーリアの精神的な病?障害?をも溶かしてしまう2人の気持ちの結びつき。

心が繋がるって、魂が触れ合うってほんと素敵過ぎて感動と涙が止まらなかった。

食肉加工場での生き物の生と死、働く側の倫理感。
その辺も重くなくサラッと観れた。
血や、屠殺や全ての加工シーンも淡々と流れてて、綺麗な描写で表現していて見やすかった。

2人で最後朝食をとるシーン。

マーリアの極度の神経過敏無くなってた!
最後は布巾じゃなくて、こぼれたパンを素手で払ってた。

心と体が結びついた事で彼女の心が癒され解放されたのかな。

エンドレとの関係で変われて良かった。

リストカットのシーンが辛すぎて、、、
幸せな結末でほんと良かった。

とっても素敵な映画でした。
ラム

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