心と体との作品情報・感想・評価

「心と体と」に投稿された感想・評価

ほのか

ほのかの感想・評価

3.6
招待券半年も財布の中に眠らしてたので半券半分千切れてたなど。

夢の話しだすとなんでかめちゃくちゃ眠くなってきて1/4ぐらい寝た…。隣のおっさんも寝てて物落とすたび私もびっくりして起きてを繰り返してた。安眠妨害やん。

あまりにもまどろっこしいしとっ散らかってて興味ないよ〜って放り出しよったけど、ふと考えた時に、あれでもなんだか気持ち分かるところもある…と思うと悪くなかったかもしれない。

人よりも経験が乏しくて他人が思ってることを想像するその幅があまりに狭くて感情の起伏が分かりづらくて臨機応変が難しい。そいうこととか気持ちとか気持ちの進捗をうまく言葉にできないから変な子って思われるけど、彼女だって頑張ってる。上手いこといかないから彼女なりの軌道修正を施し、でもそれもズレてるのでどうにも上手いこといかずに突然飛躍してドン引きさせちゃう。けどたった一本の電話、たった一言で全て解決してしまうんだから、物事の本質はそうそう難しいことはない、ことが多い、様な気がした。
18/10/14 元町映画館にて

無垢の 夢と成長記録。

ハッピ-エンドで 良かった。
Yuta

Yutaの感想・評価

4.3
新感覚ロマンスドラマ。食肉処理場のシーンもリアルで衝撃的。マッタリとしながらも展開が早く飽きさせない。大人のファンタジー映画かな?
雪の積もる森を二頭の鹿が歩き、水を飲み、耳をたてるシーンが美しい。白い鼻息。木島櫻谷の動物画『秋の孤鹿』『角とぐ鹿』や『寒月』を思いだす。
屠殺、食肉加工場の日常。首を落とし、血を抜く。血まみれの床。
同じ夢をみる二人。

この作品は神秘的な装いを捨て、近づいては遠ざかる不器用なそして多くの恋愛がそうであるかのような展開になってゆく。

個人的には最後に近い場面の、電話で話す途中からそれ以降はすべてカットしてしまうくらいの方が好みだけど。それでは全然違うメッセージになってしまうんでしょうね・・・。
主人公マーリアと上司エンドレは とあることがきっかけで同じ鹿の夢を見ていたことが分かる。ここから二人の関係が発展していくのだが、そもそもあかの他人が″自分が鹿になって異性の鹿とうろつく″という同じ内容の夢を見る、というのがありえない訳で…その設定からして「これはファンタジーですよ」との前提ありきで見るのがいいんだろう。

男やもめのエンドレには職場に馴染みの女がいる。マーリアとの仲が思ったように進展しないとそのデブのオバチャンを呼び出してマーリアの代替品としてやるだけやって「帰れ」とか言っちゃう。自分だって片手が不自由で何にも持ってない初老男のくせに。ここは男の冷たさと身勝手さがいい感じに出ていた場面。

マーリアもコミュ障レベルを超えて精神に障害を持つ女性、結局この二人は″破れ鍋に綴じ蓋″なんですね。よく言えば無垢な心を持っている彼女だけれど、とりあえず自立出来ているだけにその欠損に気付いて手を差し伸べてくれる人がいないのが辛い。

ずっと無表情だったマーリアがラスト、トマトの汁がエンドレにかかったところで、とても可愛く笑う場面が良かった。マーリアが初めて笑った!って嬉しくなった!
アメブロを更新しました。 『「心と体と」コミュニケーション障害の女性が夢によって柔らかくなって行く。』 https://twitter.com/yukigame/status/1041766108640948224
yoko45

yoko45の感想・評価

4.4
 牝鹿を振り返り歩み寄る牡鹿、静まりかえる森、夢の中。
 体を固定され、食肉へと処理されていく牛たち、現実。
 人との交流が得意ではない不器用で精密機械のような若い女性と職場の上司でかなり年の離れた男性が、夢の中で行き来、現実ですれ違いながら・・。
 話の内容は起伏に富んでいる訳でもないのですが、鹿が現われる冒頭の美しい場面から最後まで不思議な感覚に囚われる作品でした。
 あの時こう言っていれば違う展開になっていたのでは、あの人は何故あんなことを言ったのか、多かれ少なかれ皆経験があること、それを思い出す場面が随所に。
 女性マーリアを演じる女優の一点を見つめる目、色の白さ、表情のなさ、ぎこちなさが強く印象に残ります。
 何とも表現のしづらい良い余韻のため、次に観る映画の選択に悩みます。

(メモ:美しい光景は東山魁夷の絵を想起、CD・携帯の購入、公園のスプリンクラー、ぬいぐるみ、バスタブ、神秘・悲哀・滑稽の混ざり合い)
これでもかともがき続ける
光の演出、寄り添うカメラ、それぞれの目。
1カット1カット心に体に突き刺さる
r

rの感想・評価

4.0

心と体と
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困った 本当に困った..
また 好きな作品 増えちゃった (ちょろい
なんて言うんだろ..
説明が難しい... 強いて言えば
アメリ × アスファルト × 勝手に震えてろ ×
シェイプオブ × ランティモス作品 笑
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先に言っておくと 血 駄目な人は
絶対あかん あかん警察やで!!!←
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食肉加工場で出逢う コミュ障女性 と
片腕に障害のある男性の 不器用で純粋で
ちょっぴり過激だけど 寓話のような
スピリチャルな面も持ち合わせた 物語
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偶然にも同じ夢を見た2人
そもそも 偶然にも同じ夢を見た2人 って
発想が 素敵すぎるし 登場人物 色使い
言葉の運び方 声の抑揚 と シュールな世界観
どれも抜群に堪らなく好き
映像美!美!美!生の写し 例え どれも◎
血 本当に苦手だけど..下品じゃないんだ
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加工場の血 と 鹿が走り回る 雪山の対比
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何故 舞台を食肉加工場に?
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夢で鹿が現れる意味は?
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性欲剤を軸に映し出される様々な性
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人と人との距離の縮め方
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題名に込められる意味
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感じるのも考えるのも 有意義と思える
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劇中 出てくるCD SHOPのお姉さん と
SEXの夢見る 相談役のお婆ちゃんが良き味!
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今夜も いつもより早く寝て また夢に..
職場で また 彼と話す口実ができる
夢で逢えて 現実で逢えて 足並み揃えて
不器用に生きてく事さえも 愛おしい♡
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本当..血 なければ100点に近い程好き
血のせいで100点満点中6点 ←
上映されてる箇所 少ないと思うので
気になる方 趣味嗜好合う方は是非DVDで
KSat

KSatの感想・評価

4.0
ハンガリーの食肉加工工場を舞台にした、片手が不自由で孤独な男と、コミュニケーションが取れない若い検査官の恋。

「アメリ」や「勝手にふるえてろ」に連なる、コミュニケーションが取れない自閉的な女性の恋と進歩を描いた映画ではあるが、注目すべきは夢。彼らはなぜか、夜毎に夢の中で鹿になり、他愛もない交歓をするのだ。

鹿を夢判断で何と見るか、といったことはともかく、注目すべきは鹿の見事なまでの「振り」である。驚くほど心地の良い、安らぎを感じさせるような振りを見せるのだ。この鹿の居る情景だけでも眼福である。

途中で牛用の精力剤が盗まれるサスペンスが起きるが、これもなかなか面白い。二人が同じ夢を見ていることを明らかにする役割を担うとともに、主人公たちと「犯人」の、同じ工場にいる者のセックスに対する様々な苦しみ(前者はセックスできない苦しみ、後者はセックスされてしまう、しなければならない苦しみ)を浮き彫りにするのだ。

マッシュポテトを手で潰したり、公園のスプリンクラーの水を浴びたり、変なぬいぐるみを買ったりと、観る者の心をくすぐるフェティッシュな表現の数々もたまらない。中でもヒロインが夢を見るためベッドに就く時はゆっくりと自動的に起き上がるのに、バスタブに入る時はふにゃりと潰れたままになっているサンダルのベルトの表現は、なかなか見事。

工場の中の闇とモニター画面の光など、照明も凄い。一見すると最近の日本映画のようにシンプルで静かなつくりだが、時折現れるこういった照明には、驚かされるばかりだ。
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