まんさく

スキン~あなたに触らせて~のまんさくのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

東佳苗さんのインスタを見てすごく気になっていた映画をようやくみれました!
ただ、寝起き1番に見る映画としては少しヘビーだったかも。。。
感情移入しすぎて若干具合悪い。。
けど、始終パステルカラーで汚い(脱糞シーンなど)描写も全てがpopに見えた。
それぞれ幸せの形があるんだなぁと。右下の女性(アナ)と奇形愛の男性の会話で貴方が好きなのは外見であって内面ではないというフレーズが心に沁みた。

オススメはできないけど固定概念ぶち壊してくれる良き映画でした。

下記の監督のコメントを読んで、更に響いた。

「美や幸福は人々を支配する“独裁者”だと思う。現代社会において、若くなくてはいけない、美しくなくてはいけない、幸せでなければいけないという脅迫観念に人々は駆られている。女性は問題を起こさず、あまり主張せず、若く美しく、社会的に認められなくてはいけない。この映画は社会が“美しいもの”として突き付けてくる固定観念に縛られていない女性の物語でもある。社会の基準に外れているからといって、彼女たちが醜いというわけではない。社会が美しいものとして取り上げないかもしれないだろう彼女たちも、美しいに違いない。この映画で社会批判をしたかったわけではないけど、社会が突きつけてくる価値観への反逆行為なんだ。同時に、この映画をつくる過程で、社会について理解しようとした。女性について、いかに社会で女性が軽視されているかや、善なる悪について学ぼうとした。良い人も悪い人も、すべての人について。そういう意味で、この映画は排他的主義を批判している。」

もう自分という人間は変えられないのだから、どう生きるか、、、だな。
人生のテーマ!!!
まんさく

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