このレビューはネタバレを含みます
続けてみた…
泣いた…
監督が乳がんになった時に心強く支えてくれたお母さんの姿から、認知症になって料理上手で社交的で他にもたくさん出来ていたことが出来なくなっていって心身共に弱っていくお母さんの姿が、ただただリアルで
おしゃれになりたいと美容院行くのに張り切って準備したり、お父さんにかまってほしくてsosをだしたり、年始にバンザイしたり笑顔のお母さんがすごく可愛かった
お父さんもやれやれという口癖や笑い方が癒されるし、何よりすごく優しくて今まで作らなかった料理を作るようになったり、迷惑かけて死にたいと言うお母さんにちゃんと怒るのも愛だなぁと
延命治療の件は本当に難しい…
私も家族の都合かな…とは思いつつ、やっぱり会うと嬉しいしどんな姿になっても生きててほしいと思ってしまうんだろうなぁ
でも、本人から見るとどんな状態でどういう気持ちで何を考えているのか知りたいし、気持ちを尊重したいし…何が正解なんだかね
認知症の祖母と同居していた時、しっかり者だった祖母は自分がおかしくなっていってると気づいた時にどんなに不安だったんだろう…時間を巻き戻して間違ったことなんて注意しないで、本人が1番不安なんだからもっと優しい言葉をかけてあげればよかった…と重ねてしまった
面会時に優しい言葉をかけ続けようと思った
かなり心動かされた
もっと早く見とけばよかった
人生において1度は見ておくべき作品だと思う